こんにちは!なっちゃまです。
今回は、英語に苦手意識を感じている方向けに
英語の文章を正確に読めるようにする方法をご紹介します。
「読む」に焦点を当てる理由
英語のみならず、言語を使いこなすには以下の4つの力が必要です。
「読む・書く・話す・聞く」
これらを全て会得でき、完璧にこなせることに越したことはありませんが、
英語スキルがほぼ無い状態で一気に全部身につけようとするのはかなり厳しいです。
この4つのうち、最初に身につけると便利な要素は「読む」です。
理由は2つあります。
まず、英語を読むのは「インプット」、書いたり話したりするのは「アウトプット」です。
英語で書いてある情報を頭に入れて理解する工程と、頭に入っている情報を外に提供する工程なら
前者の方が簡単ですし何より必要性が高いです。
これも英語だけの話ではありませんが、
私たちは日常生活で情報を発信するより得る方が遙かに回数が多いからです。
そして英語を読むのは「視覚」、聞くのは「聴覚」を使います。
これも一般的に前者の方が簡単と言えるでしょう。
本やスマホ・パソコンにより文字化されたものは、わからなかったら立ち止まることができ
自分のペースで理解することができます。
これに対し対面で人の話を聞くときは他者との共同作業となり、
自分のペースのみ重視する訳にいきません。
そもそもの言語がほぼ分からなくて何度も聞き返していたら話が進みませんね(..;)
これらをまとめると、学習の優先順位は「読む」であることがはっきりします。
英文読解は正しい方法でアプローチすればできるようになる!
これから「読む」に焦点を当て、学習法をご紹介していくのですが
私が日本人の英語に対する心構えで懸念していることを述べます。
それは「やる前から苦手意識を持ちすぎ」ということです。
英語は普通に日本で暮らしていると日常生活で馴染みが少なく、
どうしても学習前から英語に対して後ろ向きな姿勢の方が多いように感じます。
ですが英語はちゃんと向き合えばほぼ確実に苦手意識を取っ払うことができます。
それを説明するために、手前味噌ではありますが自分の英語スキルについて説明させて頂きます。
私は高校まで英語が得意科目でした。他の科目は基礎もなっていないまま大学を受験しました。
センター試験やその前での模試はだいたい9割ほど点数を取れていて、
授業以外に先生とマンツーマンで、大学の教材を使った英語学習をしていました。
英語以外は特に光るモノがなく、地頭も良くない私が英語だけ得意になれたのかというと
小学6年生から中学3年まで通っていた英語塾の先生と
高校での英語の先生、2人の教えに共通するポイントに沿って学習したからです。
それは、「英語学習の基礎で極論言うとこれさえ極めれば英語が理解できる」
魔法のような学習法です。
しっかり習得できたからこそ、英語が得意になれたのだと確信しています。
ズバリ!英語の読解は「単語」が命
2人の先生に共通する教え、それは「単語を極めろ」です。
塾でも高校の授業でも、単語テストがこれでもかというくらい頻繁に行われました。
そして毎回満点取れるようにコツコツ単語を覚えていたら、
特に意識すること無く英語の問題が簡単に解け、文章もスラスラ読めていました。
意味を把握している単語数を増やすと、英文読解がラクになる理由が2つあります。
理由① 文章の+-がわかる
文章に含まれている単語の意味がポジティブ(+)な意味合いのものが多かったら、
恐らくその文章はポジティブな事を伝えるものであり
逆にネガティブ(-)な意味合いが多かったら、その文章はネガティブな事を言っているでしょう。
単語の意味を知ることで、文章の路線(ハッピー・おもしろい・深刻・悲しみ・怒りなど)が
おおよそ予測することができます。
例えば、I like ○○. と書かれていたら
(あぁ文章の主役は○○が好きなのね、だから+の事をほのめかしてるね)
と考えながら次の文を読めます。
これによって、その文章は何についてどう述べられているのかを把握でき、
正確な理解に近づくことができます。
理由②キーワードがわかる
長文を読むときに、日本語でも英語でも
必ずその文章全体の方向性に関わる「キーワード」が存在します。
例えば私のこの記事での最重要キーワードは「単語」です。
単語の意味を多く知っていると、文章で何が言いたいのかが見えてくる事は①で述べましたが、
その延長戦で、文章のジャンルがわかってきた後に、
筆者が何の単語に熱を注いでいるのかが目に見えてきます。
繰り返し使用している単語であったり、
一番盛り上がっている段落に散りばめられている単語がキーワードである確率が高いです。
そしてそのキーワードを全て発見する事ができた時点で、
(今まで読んだ長文って結局何の話をどういった展開で述べてたな)と理解している事でしょう。
よく使われる文法もマスターすれば完璧!
単語の意味をたくさん知り、ある程度文章を読むことが出来るようになったら
仕上げに「文法」をマスターしましょう。
「文法」とは、その名の通り文章の中に含まれるルールです。
文法は単語を覚えるよりも複雑で難しさを感じるかもしれないので、
頻繁に出てくるものや形が特殊なものを最初に覚えていくと、
だんだん英語のオキテに目が慣れていきます。
文法をマスターしていくことで、英語の読解をする時に
パズルのピースのように型にハマってくる感覚を味わえます。
ここまで来ればほとんど英語を読むことに抵抗が無いレベルに達しているはずです。
難しそうな文章でも、分からない単語を調べながら内容を順に追っていけば
おおよその意味は掴めるので文章読解はほぼ完璧ですね。
これまでのまとめ
今回の記事では、英語の苦手克服法を「読解」に着目してご紹介していきました。
英語の文章を読む上で一番大事になるのは「単語」で、
まず単語の意味を正確かつたくさん知ることが最優先であることを主張しました。
逆に単語の勉強から逃げてしまったらずっと英語に苦手意識を持ったままになってしまうでしょう。
単語をマスターしたら次は「文法」。
これも知ってる数が多いほど文章がスラスラ頭に入っていきやすくなります。
単語・文法といった基礎を固めれば英語は全く怖くなく、むしろ学習しやすい語学です。
苦手意識を捨て、まず知ってる頭の中に英単語帳を創っていきましょう(^^)
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!!!